どうにかこうにかやっつけろ

ある日突然ジャニーズにハマってしまった二次オタによるブログ

目の前の向こうへ

ふと我に返る時がある。

高校からの友人たちは続々と結婚やら同棲やらしているのに、自分は一体何をしているのだろうと。

二十歳を越えて実家暮らしで彼氏はいないし、更にはこの年でジャニオタになって、同じ次元にいるのに恐らく一生手の届かない人に毎日思い焦がれている。*1ていうか、高校の時はみんなただのオタクだったのに何なんだよ色気づきやがって!!!受験生なのに漫画を回し読みしたり、受験生なのに手書きイラストつきの手紙交換(もちろん便箋はルーズリーフ)していたのを忘れたのか!!!!というのが本音である。でも、そう思ってしまう自分がかなしくなる。

劣等感を抱えて日常生活を送っている中で、まさに一筋の光を与えてくれたのが丸山くんであり、関ジャニ∞である。こんな書き方をするとだいぶ重いオタクっぽいが、これ以外にどう表現していいのかわからない。去年の11月に普段の姿からは全く想像出来ないくらい無表情で、寡黙にベースを弾いている丸山くん(の映像)に出会っていなければ、今頃劣等感に押し潰されておかしくなっていたかもしれない。まだまだ新規ファンではあるけれど、今でも何とか人の形を保って生活が出来ているのは恐らく丸山くんのお陰である。本当に生きてくれているだけでありがたい。

更に、苦手だと思っていたHey!Say!JUMPにはまって、好きになったのがその中でも1番苦手なタイプだったはずの髙木くんという、1年前の自分からは想像出来ないほど色々なものが変わった。友人や家族にジャニーズが好きと打ち明けたときはそこそこ驚かれたが、自分が1番びっくりしている。まさかジャニーズのファンクラブに2グループ掛け持ちで入るようになるとは……人生って本当に何があるかわからない。ファンになって半年も経たないうちに好きなグループからメンバー脱退とか病気のカミングアウトとか活動休止とか、他のグループで起こったことも含めてここまで色んなことが起きるとは全く思っていなかったけれど……

 

 

などということを最近ドラマになって話題の『婚外恋愛に似たもの』を読んで思ったりしたよ。Jr.時代のA.B.C-Zがモデルになってるとかなってないとか噂のやつだよ!

 

婚外恋愛に似たもの (光文社文庫)

婚外恋愛に似たもの (光文社文庫)

 

 

それぞれ境遇が全く違う35歳の女性5人がA.B.C-ZスノーホワイツというJr.内ユニットに出会って人生が変わっていく様子が描かれている。更に、絶対に出会うことはなかったであろう5人がスノーホワイツを介して出会う……なんて胸アツな展開もある。

海外公演を含めて全通出来るほどセレブじゃないし、ナマモノは地雷だし*2、リアコじゃないし、既婚者でもないけれども、アイドルへの思いは共通するものがあると思った。大なり小なりみんなアイドルに救いを求めているというか……本来の意味でのアイドルというか。バックグラウンドの違う何万という人々から様々な形で期待を背負わされる“アイドル”を職業にするって本当に凄いことなんだなと改めて思った。私には想像もつかない……

 

私の応援スタンスに合致する人は出てこないけれど、強いていうなら櫻井かな…推しと恋愛関係になりたいわけではなく、隣にいたい、寝顔を見守りたいみたいな。*3

ジャニオタに限らず、何かのオタクである人には刺さる部分がどこかあると思うのでおすすめ。

 

 

追伸

7月上旬に書き始めたのにようやく書き終わった。ので温度差が激しいことについてはご容赦ください。以下は新規ファンの長いひとりごとです。いつも以上にまとまりがないので読まなくても全く問題ないです。

 

『どうして自分がジャニーズを好きになったのか』というのと、『ジャニーズとはアイドルとは何なのか』とかそんなことばかり考えてしまってなかなか進まなかった。単純に途中で飽きたのもあるが。

その間に関ジャニ∞としてのすばるくんは私の前からいなくなって、6人の関ジャニ∞が始まった。

7人最後の関ジャムを観たけれど、やはり未だに実感がわかない。録画はしているものの、丸山くんが一瞬見たことがないくらい辛そうな表情をしていたのとか、錦戸くんが涙を堪えきれなかったところとか、あまり動かないようにギターを弾く安田くんとか、最初の挨拶でファンのことにあまり触れていなかったすばるくんが振り絞るようにエイターと叫んだところとか、思い出しただけで辛くて観ようと思っても観られないでいる。

でも、会見の後もそうだけれど、私よりはるかに辛くて大変なはずの6人がいつも通りに振る舞っていたのが単純に凄いと思った。すばるくんが抜けることになって他のメンバーのアイドルとしての覚悟が固まったのか。安田くんのこともあったし。

 

ネタバレされたくないので実際どうだったかはわからないが、とりあえず札幌公演が無事に終わったようで何よりである。本当に。

丸山くんは『いつも救ってくれてありがとう』なんて書いてくれているけれど、いつも救ってもらっているのはこちらの方です。本当にありがとう。

何でジャニーズにハマったんだと自問自答してばかりだったけれど、結果的によかったと思う。みえる世界が広がったのは確か。自分にもエイトにも、この先何が起こるかはわからないが、しばらくは関ジャニ∞についていきたい。

 

 

などということを更に2週間(!)くらいの間に思ったり思わなかったりしました。あっという間だった……うまくまとめられなかったけれど、今思ってることは大体書けたかなと思う。1公演だけだが今回のライブに行けるので、新しい関ジャニ∞をしっかり見届けてきたい。それまで立派に生きたいですね……

 

もともとは読書感想文だけのはずだったのに長々とすみません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:リアコではないです、念のため。

*2:わからない人はわからないままでいてほしい

*3:私は憧れの2つ年上の先輩ポジションであってほしい。認知されなくていいから幸せそうな推しを遠巻きに眺めていたい。